親への不信感から端を発した不登校・ひきこもりの場合

不登校の子どもの中には、親への不信感や違和感、憎しみを訴えるケースが見られます。しかし、本当のきっかけは、親の言動だけではないこともあります。そうした感情の背後には、思うようにいかないことがあり、「親がそれを理解してくれていない」、「受け入れてくれない」と思い込んでいるだけの場合があります。例えば、「自分は一生懸命やっているのに認めてくれない」「兄の言うことは聞くくせに、自分にだけ怒る」などです。

親がそれに気づかない、顧みないことで、親子の間に溝ができてしまったりします。

傷つきやすく人と合わせようと頑張り過ぎてしまうタイプ、真面目で何でもやろうとする完璧主義タイプなどに多い不登校例です。

親への不信――それは親だけを見て言っているとは限りません。大人社会、社会の仕組みなどへの疑問、不安などが重層して、親に跳ね返っていることもあります。

このような子どもは、「今の自分には自信がない」、「自分をわかってほしい」という強い気持ちを持っています。親の対応として大切なポイントは、親も「子どもに素直な姿を知ってほしい」と思う気持ちです。親の苦労や努力をさりげなく伝えることもいいでしょう。また、親自身が殻を破って変わることも、本人の覚醒を促すことにつながります。親を信頼してもいいかな、という思い。そこから、明日への対話がひらけます。

共通の話題や趣味を見つけるのも有効

子どもが興味を持っていることに、親も積極的に関心を持つことも親子の信頼関係を取り戻す有効な方法の一つです。今は親子の価値観や生活スタイルはそれほど変わらなくなってきたと言われています。共通の話題や趣味を見つけることも、それほど難しくないのではないでしょうか。

テレビでサッカーなどのスポーツ観戦を一緒に楽しんだり、子どもが好きな漫画を借りて読んだりすることも、子どもの心に近づくきっかけになります。

不登校・ひきこもりに悩む親御様に、解決から進学までの情報をお届けしています。

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