親の無関心や偏愛から生じた不登校・ひきこもりの場合

親の無関心がきっかけの不登校には、その責任放棄のような親自身に問題がある場合もありますが、父親の急な転勤、母親が介護にかかりきり、両親の離婚など、子どもと接する時間が急に少なくなったというケースもあります。

また、母親は目一杯愛情を注いできて「良い子」に育てたつもりなのに、子どもにとっては自分をわかってくれていないと感じ、遊びに走り不登校になった例もあります。この母親は、甘えさせて「自由にしていいのよ」と言いながら、片方で「これをしてはだめ」「あれをしてはだめ」と言い続けてきたのです。いわば、愛情のすれ違いが生じての不登校でした。

子どもとの接し方が対極的な例ですが、どちらも引っ込み思案で、自分の思ったことを言うのが苦手なタイプの子に多く見られます。

子どもは、自分でも思っていなかった事態になって、孤立感に襲われ、さびしくなり、他のことで紛らわせようとします。

親の方はパニック状態になりやすく、「なぜ学校に行かないの?」と詰問したりします。しかし、学校にこだわってはいけません。「この子はいま本当に休みがほしいのだ」と、そっと見守るのがいちばんです。子どもとの向き合い方を修正すれば、やがて会話も生まれ、学校への関心も起き始めるでしょう。

子どもは「そっとしておいてほしい」という声が圧倒的

不登校・ひきこもりになった子どもの声で最も多いのは、「とにかく、そっとしておいてほしい」です。これは、いま急増している「うつ病」になった人にも言えるようです。

心の傷は、周りでとやかくいってもすぐ改善されるものではありません。妙薬は「そっとしておいてあげる」ことかもしれません。

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