自己否定から入り込んだ不登校・ひきこもりの場合

「自分はダメな人間だ」と決め込んでしまうのは、友達関係、学校関係、親との関係などどの不登校タイプにも見られる傾向です。友達にいじわるをされても、受験に失敗しても、親に叱られても、「自分がいけないのだ」と自分を責める方向に行ってしまいます。

そうした気持ちの一方で、面倒なことは嫌だ、それを回避したいという思いも強くあります。つまり、自分がかわいい、それを守りたいという一面です。

また、無気力でなげやりな態度で家にごろごろしているタイプも親を悩ませる不登校です。一見自己否定ともとれますが、本人はそこまで深刻に考えていないこともあります。

こうした子どもは、自分のやりたいことが明確でなく、何かに思い切り取り組んだ経験のない場合が多いです。「自己否定」ではなく、自分の良さ(自己肯定)を見直す機会づくりに協力していくことがポイントです。

そして、きちんと子どもに向き合って、努力したことをほめ、失敗には「この次があるわよ」と対応します。現代っ子は、自分の感情を冷静に感じ取り、それを言葉に表現するのが苦手です。このため、誤解され、自分の方からムカつく、キレる、暴力をふるうなど体で表してしまいます。そこもやさしく導いてあげたいものです。こうして小さな成長や達成感の積み上げを手助けしていけば、親子の信頼関係を取り戻し、再登校への意欲も湧いてくるでしょう。

良いところを探してあげよう

現代の高校生は、「自分に自信が持てない」という子どもが少なくないと言われています。不登校になった子どもは、その気持ちが強いと言えるかもしれません。しかし、どんな子どもでも良いところはきっとあるはずです。

食事はきちんととっている、着替えは面倒がらずにしている、机の周りなどをきれいにしているなど、どんなことでもできるだけ良い方に考えて認めてあげましょう。欠点を見ず、良い点をたくさん探してそれを育ててあげることが大切です。

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