いじめに端を発した不登校・ひきこもりの場合

部活での言葉による暴力や仲良しグループからの無視など、いじめをきっかけとした不登校には、ブログや携帯メールに悪口を書き込むなど、「見えにくい」ものも増えています。

いじめは、加害者が「いじめだと思っていない」こともあります。しかも、はやし立てる生徒や黙認している生徒もいます。翌日、被害者が「いじめっ子」になることもあります。

いじめられた子どもは、仕返しされたらこわい、訴えたら自分が悪いと思われる、言ってもわかってもらえない、自分が我慢すればいいなどと考え、なかなか人に言えません。このため、学校でも家庭でも気づかないことが多く、潜在的ないじめが相当数あると考えられます。

しかし、友人関係や服装、持ち物などでサインを出していることも少なくありません。いじめを発見しているのは4割が親です。次いで先生、4人に1人は自分から打ち明けています。

子どもが少しでも話すようなことがあれば、最後までじっくり話を聞き、「ありがとう。あなたを守り抜いてあげるから」と安心させてあげます。そして、担任や学校の専門スタッフにためらわずに相談しましょう。家庭訪問などをして支援してくれます。学校の対応や今後の方針を聞き、協力して解決への道を探ります。

本人は、強い対人不信や自己嫌悪に襲われています。「何といっても自分が大切だ」と思ってもらうことを第一に、寄り添い、見守っていきましょう。

個人によっても違ってきますが、環境を変える意味で転校を考えてみるのも良いでしょう。

どこまでがいじめか、定義から知っておこう

どこまでがいじめで、どこまでが暴力か。いじめについて、私たちは知らないことも多いようです。

文部科学省では「児童生徒が、一定の関係にある人から、心理的、物質的な攻撃を受けたことによって、精神的な苦痛を感じているもの」としています。起こった場所は問いません。攻撃とは、仲間はずれや集団的な無視だけでなく、心理的な圧迫などで苦痛を与えるものであれば当てはまります。物理的な攻撃は、身体への攻撃のほか、金品などをたかる、物を隠すことも入ります。

多くは暴力的なものではなく、仲間はずれや集団による無視、冷やかし、からかいなど、態度や言葉の攻撃が占めています。

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