子どもが心をひらいたら、段階的に登校刺激を

子どもが動き出すのを待つといっても、ただ待つのではありません。気持ちが少し前を向くようになり、「○○をしようかな」と欲を見せたり、好きなことに関心を向け始めたり、部屋の片づけをするようになったら、少しずつ「しようかな」の後押しをしてあげます。

子どもによっては、学校のことや勉強のことを非常に気にするようになります。友達と連絡をとったりして、生活のリズムを徐々に取り戻していき、外に出かけることにもあまり抵抗感がなくなっていきます。「学校どうなっているかな」といったつぶやきが出たら、登校の促し(登校刺激)の時期がきたサインです。「そうねえ、みんな元気かな」とやんわりと関心を促します。しかし、性急に前に進めてはいけません。拒否され、反発されるようなら、引っ込めましょう。

押したり引いたり、子どもの状態をよく観察しながら、段階的にそれも間接的に促していくことが大切です。

少しずつお願いごとを増やそう

子どもに何らかの家庭的な役割を持ってもらうことも、改善を早める上で大切なポイントです。玄関の掃除をしてもらう、キッチンで食器を片づけてもらう、洗い物を拭いてもらうなど、小さなお願いごとからはじめ、少しずつ増やしていきましょう。そのときは心からお礼を伝えるのを心がけてください。

自分が役割を持ってそれを果たせばだれかのためになる、それは自分にとっても良いことなのだ、と気づいてもらえるきっかけになります。こうした人への思いやりや気遣いができるようになれば、学校における対人関係への自信にもつながるでしょう。

規則正しい生活習慣も大切

不登校・ひきこもりが続いてしまうと、昼夜が逆転するなど、生活のリズムまで狂ってきてしまいます。少し元気が出てきたら、規則正しい生活習慣に戻しましょう。まず早寝早起き。朝食を抜くと心身は安定しません。そして一日一回ぐらいは家族一緒に食べましょう。栄養バランスのとれた食事のほか、適度な運動も必要です。子どもも楽しそうなストレッチを一緒にやってみるのも良いでしょう。また、親も子どもからの解放日を定期的に設けて、リフレッシュすることが大切です。 

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