通信制高校に入り、高卒資格をとる

自宅で好きなときに勉強して高校卒業資格を得られるのが、通信制高校(通信制課程)です。

自宅での独学が中心のため、学校生活は全日制と大きく異なりますが、取得する単位は同じですし、学習する内容や難易度、修得すべき学力も基本的に大きな差はありません。

授業は、教科書による自習が中心ですが、NHK Eテレ(NHK教育テレビジョン)やラジオ放送、インターネットによる高校講座を見聞きしながら勉強することもできます。定期的にレポートを提出し添削指導を受けられる(スクーリング)ので、勉強の進捗状況をつかむことができます。また、年に20日ほどは高校に行き、講師による面接指導を受けることができます。

通信制高校の最大のメリットは、いつでも、どこでも勉強できるので、「自由度」が高いということです。また、いつでも入学できるので、思い立ったときから勉強できます。自習する自信がある、他にやりたいことをしながら高校を卒業したい、マイペースに知識を得たい、毎日学校に通うことが難しい、などの子どもに向いています。

選べる学校、自分のペースで学べる単位制

通信制高校には、公立と私立があります。公立は各都道府県単位の受講となりますが、私立は居住地に関係なく学校を選ぶことができます。

通信制高校の大きな特徴は、多くが「単位制」をとっていることです。「学年制」の全日制の高校では、学年内で単位をひとつでも落とすと留年してしまい、再び同じ学年の勉強をしなければなりません。単位制の通信制高校なら学年にこだわらず履修できるので、留年という考え方はありません。そのため原則的に随時入学も可能です。

マイペースに勉強できる反面、通信制高校だけでは社会復帰が難しい

通信制高校は自分のペースで勉強を進められますが、独学形態をとっているため社会性が身につきにくいという面もあります。また卒業率も、平成21年度は公立11.7%、私立35.6%と決して高い数値ではありません。卒業証書を受け取ったものの、進路についてビジョンが見えない場合も多いようです。通信制高校を選ぶ場合は、社会性も身につけられる、通信制高校のサポート校やフリースクールなどを利用し、大学進学や留学、就職など、明確な未来への目標を見つけることが大切です。

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