タイプによって家庭での対応は違ってくる

不登校・ひきこもりは、なり始めたときの対応が大切です。両親をはじめ家族の役割が重要になります。どんな対応をとったら良いか、子ども一人ひとりによって違うため、難しさもありますが、心の準備をしておくことできちんと向き合っていくことができます。

学校生活に要因を持つタイプ

友達や成績のことで不登校になった場合は、最初は学校でのことに触れないようにしたいものです。とても気にしているのですが、そのことで心に傷をつくっているので、すぐ拒否反応にスイッチが入ってしまいます。学校に連絡し、相談するのは良いですが、そのことで「先生がこう言った」「学校がこうしたらいいと言った」と押し付けてはいけません。

成績の良い子が不登校になった場合、そのことにこだわっているので、授業を受けていないことに対して内心はとても不安で、焦っています。しかし、すぐ勉強のことを持ち出すのは気持ちを逆なでしますのでやめましょう。まずは、心の安定を第一に考えること。非難して、「学校へ行ったほうがいいよ」「家でもいいから勉強したら」と言わないのが原則です。

家庭生活に要因を持つタイプ

家庭生活が要因の場合は、親子の関係が悪化しているので、家族がパニック状態になっていることも少なくありません。口を聞いてもらえない、何か言うと反発する、親を避けようとする、シャットアウトして部屋から出ようとしない、といった状態になります。

こんなときは、焦っても仕方がありません。しばらくはそっとしておいてあげることが親のできることです。部屋から少し出てきて、テレビでも見るようになったら、一言でも良いので会話できるよう努めます。

母親がだめなら、父親の出番です。小さいころからなついていたおばあちゃんなどに協力してもらうのも良いでしょう。親自身が冷静になることが重要です。

本人の心に要因を持つタイプ

何もやる気がない無気力型、自分をコントロールできず生活も不規則になっていく精神的混乱型、友達と会うため出かけていき、家に帰るとイライラし家族に当たり散らす遊び・非行型なども家族泣かせですが、対応の基本は同じです。

まずは落ち着いた環境、居場所づくりに努めることが大切です。環境をすぐ変えることはできませんが、照明をやわらかな光のものに替え、カーテンも落ち着いたものに替えるなど、部屋のインテリアを少し変えてみるのも一つの方法です。

初期は、子ども返りすることもあります。そんなときは、さりげなく甘えに応えてあげましょう。何よりも、「子どもを信頼している」「理解している」という姿勢が大切です。

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