6か月以上社会とかかわりがないのが「ひきこもり」

ひきこもりは特別な病気ではありません。統合失調症や発達障害などによるものと区別した、非精神病性の現象です。ただ、実際には精神障害を伴うこともあります。

厚生労働省では「学校や仕事に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせず、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」(厚生労働省HPより引用)と定義しています。時々は近くのコンビニへ買い物に行くなど、外出することもありますが、友達や家族以外の人と会って話をしたりするということはありません。簡単にいうと、「6か月以上社会とかかわりがない」状態です。

くわしい数字はつかめていませんが、全国で41万世帯にひきこもりがいるという内閣府の推定調査があるほか、ざっと160万人いるという見方もあります。

※厚生労働省の新ガイドラインでは、ひきこもりの定義として「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤務を含む就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念である」としています。

ひきこもりは中学生から増えていく

ひきこもりは、小学生でなる子どもはそう多くありません。しかし、中学生になるとその数はぐんと増えます。内閣府の調査によると、ひきこもりになり始める時期は、「14歳以下」は8.5%なのに対し「15歳~19歳」は25.4%と全体の3割近い数字になります。この数字からも10代後半でひきこもる子どもが多いということがわかります。

ひきこもりは長期化するのが特徴

ひきこもりは、ずるずると長引いてしまうのが大きな特徴です。抜け出すのに1年、2年かかるのは珍しくなく、5年、10年と長期にわたってしまうケースも少なくありません。それに加え、働き盛りの30代、40代にも増えているため社会問題化しています。

不登校・ひきこもりに悩む親御様に、解決から進学までの情報をお届けしています。

このサイトは、トライ式高等学院が運営しています

トライ式高等学院について