家庭環境が悪化した場合は、離れることも一つの手段 H・Hさん(専門学校生)

H・Hさんはトライに入学してから1年半ぐらいは明るく元気に通学していました。学校が楽しいようで、授業がない日も自習に来るなどしていて、過去にいじめられていたり、鬱傾向だったりした様子はなかったそうです。

H・Hさんは当時コンビニでアルバイトをしていましたが、ある夜担当の先生に『アルバイトが終わった後トライに行っても良いか』と連絡がありました。その日に初めてH・Hさんは『兄と父が2人とも鬱で、凄まじいケンカが毎日続いていて、家にいるのが嫌だ』と打ち明けました。それ以降毎日泣くようになり、泣きながら『母親の亡くなった真相が知りたい』と言っていたそうです。

H・Hさん本人によると、兄は昔から鬱でしたが、その世話をしていた母親も鬱気味になり、父親が兄の鬱の薬を母親に飲ませたため事態が悪化していったようです。H・Hさんが学校に行っている間に兄が母親を刺し、H・Hさんが家に帰った時にはもう母親は亡くなっていたとのことでした。警察も本当の事情を話してくれず、父親も兄も何も言ってくれないことで、自分だけ部外者のようになり疎外感を感じて傷ついたこともあったようです。
担当の先生は『真相を知ってもお母さんは帰ってこないし、H・Hさんが傷つくだけだ』と話し、家族と離れることをアドバイスしました。それからH・Hさんはあまり泣かなくなり、父親を説得して一人暮らしを始めました。現在は専門学校で明るく学校生活を送っているそうです。

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