障害を受け入れ、家族の助けを得ながら前に進む A・Sさん(19歳)

高校1年生の時にトライに入学したA・Sさんは当初大学進学を目指していました。授業をしていくうちに担当の教師が誤字脱字の多さや、簡単な英単語がいつまで経っても覚えられないことで学習障害や発達障害、言語障害ではないかと気になり、A・Sさんの母親と話合うことに。
母親も気にはなっていたそうですが、小さい頃に数回手術を受けたせいではないかと思っていたそうです。

結局A・Sさんを母親が発達障害センターに連れて行き、検査を受けました。その結果、あと少しで障害者手帳が交付される程度の障害を持っていることが判明し、A・Sさんと母親はとても思い悩んだそうです。

A・Sさんは障害を持っている人に対して差別意識があり、自分がそうなることも耐え難かったようです。
そこで担当の先生と母親、A・Sさんの3人で正直に全てを話し合う機会を持ちました。
手帳をもらうべきか、どうしようかで悩んでいたそうですが、先生が『障害者手帳をもらうことで一生障害者として生活していくのが辛いなら、もらわない方が良い』という意見を言い、その時初めてまっずぐに『障害』という言葉を使って話し合ったそうです。A・Sさんと母親は泣きながら本当の気持ちを話し、A・Sさんは先生と母親がこんなに自分の事を思ってくれているんだということに気づくことができたおかげで、そこから少しずつ変わることができたようです。

その後は大学進学から就職に進路を切り替え、就職するために必要な勉強をしています。障害の原因は検査では分からなかったままですが、障害があるからできないのではなく、できないことをどうすればできるようになるかを母親がアドバイスし、日々の生活にも反映させているそうです。

【注釈】
※学習障害
基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち、
特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すもの

※発達障害
人間が生まれてから発達していく過程において、何らかの原因によって、その発達過程が阻害され、
運動、認知、抑制、言語など様々な機能に障害が起こってしまうこと

※言語障害
言葉を聞いて理解すること,文字を読んで理解すること,文字を書くことなどが円滑に進められない状態であること

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